ゴールドベイクの紅茶スコーンは香りがいい。なんか違う。
お客様にお褒めいただくことがある。
そのように感じていただくのはとてもうれしい。
独自の抽出法で丁寧につくっている。
開業前にこれで一生食っていけるだろうとアイデアが降りてきた瞬間が四回あったのだが、そのうちの一つがこの抽出法だ。
何かで読んだり学んだわけではなく私が思いついて実践してる。うちだけの独自製法だろう。
検索では一切見つからない。
紅茶の香りをきっちり余すことなくスコーン上に開花させている。
めずらしいアッサム茶葉のフレーバーを抽出することに成功している。
アッサムは菓子につかうときわだった個性が出ない。味がわからない。えぐみが強くなる。見かけないフレーバーの一つである。
それを乗り越えた抽出法だ。
当然、茶葉の選定も重要である。何種類も何通りも試行を繰りかえす。
この抽出法は、ゴールドベイクの紅茶スコーンのレパートリーを広げる。
あまたの紅茶メゾンが自信をもって世に送り出す高級茶葉と同数の広がりを持つ。
先日デビューした”ロシアの皇太子”をはじめ”パリス””アントワネット・ロワイヤル”など
100g5,000円を超える茶葉を惜しみなくスコーンに使っているのもゴールドベイクの特徴だ。
神田の皆さんにうっとりするようなランチタイム、ティータイム、ブレイクタイムを送ってほしい。
紅茶スコーンにはそんな想いを込めている。